読んだ少女漫画の感想とか。
まるで和歌のような作品 – ちはやふる
ふー。一気に1~28巻まで読んでしまいました。
小学生のころ百首全部覚えていましたが、歌を「言葉」として暗記していたせいか、今では上の句と下の句がごっちゃになっちゃうものがあったり・・・(-_-;)
「ちはやふる」を読んで もう一度 今度はきちんと 「歌」を覚えたいなと思いました。
感想
ストーリーの感想ではなく、漫画全体の感想を。
タイトルの通り「和歌のような作品」です。画が非常に素敵です。人物の表情が背景が・・・少ない文字の奥にある様々な色を物語ってくれます。画しか無いページを何度も読み返してしまうのはそのせいかもしれません。
モノクロなのに色があり、漫画なのに動きを感じ、登場人物の心をうつす。
読み手次第で沢山の感情が溢れてくる。
そんな作品を終わりまで追いかけたいと思います。
短歌
私の中で短歌とは。感情に文字と言う隠れ蓑を着せて、言葉で彩り良く着飾った作品・・・でしょうかね。
歌に込めた本当の感情は作った人にしか分からないと思うのだけど、たとえその想いがとても黒いものだったとしても、歌にすると人の心を動かす美しいものになる。
そして、日本語はとても美しいものなのだと思わずにはいられない。
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